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6種複合免疫療法とは?

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1つ、2つの免疫細胞を増やす
だけでは、免疫力を十分に
高められません。

がん免疫療法とは、私たちの体の中にある免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻し、がんと闘う力(免疫力)を増強させる療法です。しかし数種類ある免疫細胞のうち、1つ、2つの免疫細胞の元気を回復し、数を増やすだけでは免疫力を十分に高めることはできません。

そこで

イメージ:ウイルス

「6つの免疫細胞を
同時に活性化」させて、
免疫力をさらに高めます。

免疫細胞同士の相互作用を考え、免疫力を高めるには、ヘルパーT細胞、NK細胞、NKT細胞、キラーT細胞、γδT細胞、樹状細胞の6種類の免疫細胞を同時に活性化することが重要です。
当研究所では、この6つの免疫細胞を同時に培養する技術を用いた「6種複合免疫療法」を開発しました。

6つの免疫細胞が一丸となって「チームプレイ」で働き、

がん細胞を多方面から特異的に攻撃します。

6種複合免疫療法では、樹状細胞にがん抗原を認識させ、その情報を他の5つの免疫細胞に伝達・記憶させます。それぞれの免疫細胞が強力な相互作用を誘導し、一丸となってチームプレイで働く、がん細胞を多方面から特異的に攻撃する治療法です。

図:がん細胞を多方面から特異的に攻撃する治療法

だから

6種類の免疫細胞を活性化することで

免疫力の強化と相乗効果が期待できます。

図:治療有効率が約78%

※6種複合免疫療法(6回/1クール)を受けたがん患者様を対象とした治療実績。1クール終了後にCT、 MRI、PETなどで、がん病変の測定が可能、かつ治療前後で患者様の追跡調査が可能だった直近の235名(男性114名、女性121名)の効果判定結果。
(調査期間:2013年11月〜2018年9月 協力:せんしんクリニック)

判定基準

A判定
完全(CR)・部分寛解(PR)腫瘍が消失。又は30%以上縮小した。腫瘍マーカーが下がった。再発の兆しが無い状態。
B判定
長期不変(Long SD)腫瘍の大きさ、転移の状況も不変。腫瘍マーカーが下降あるいは横ばいの状態。生活の質が改善された状態。
C判定
延命効果(SD)治療に関わらず腫瘍が少しずつ増大し、腫瘍マーカーも少しずつ上昇しているが、緩やかな進行と思われる状態。
D判定
無効(PD)治療に関係なく、腫瘍の増大や転移がみられるなど、病状が進行した状態。お電話からのお問い合わせはこちら

6種複合免疫療法の特徴

イメージ写真:厚生労働省の許可を受けた施設

特徴1厚生労働省の許可を受けた
施設で細胞培養を行います。

細胞培養を行う施設はCPC(Cell Processing Center)と呼ばれ、厚生労働省から許可を受けています。
細胞培養を行う上での極めて高度な安全管理体制を確立しており、全国の医療機関から細胞培養の委託を受ける体制を整えています。

  • 同仁培養センター:FA7200001
イメージ写真:ほぼ全てのがんに対応

特徴2がん3大療法との併用が可能。
ほぼ全てのがんに対応します。

がん3大療法(外科手術/化学療法/放射線治療)との併用が可能です。
一部(T細胞・NK細胞・NKT細胞型白血病/T細胞・NK細胞・NKT細胞型悪性リンパ腫)を除く、ほぼ全てのがんに対応します。
また、手術後に残ったがん細胞にも対応し、がん細胞増殖の抑制、再発・転移の予防にも効果的です。

背景
イメージ写真v

特徴3患者様へのご負担が少なく、
QOLの向上が見込めます。

患者様ご自身の免疫細胞を使用するため、副作用がほとんどありません。
治療は採血と点滴(20〜30分)で、入院の必要がありません。
点滴・治療の都度のお支払いであり、高額な医療費を一度に支払う必要もありません。
他のがん治療に比べて精神的・肉体的苦痛が少なく、患者様のQOL(生活の質)の向上につながります。

採血と点滴による治療

1,000〜2,000万個の免疫細胞を約3週間培養。

免疫細胞が20億〜50億個にまで増殖!!

6種複合免疫療法では、30㏄の採血により一度体の外に免疫細胞を取り出し、6種類の免疫細胞を培養によって同時に活性化・増殖させます。約3週間の培養により、1,000~2,000万個だった細胞が、20~50億個にまで増殖します。活性化・増殖した免疫細胞を点滴の形で投与し、再度体の中に戻します。

図:6種類の細胞を活性化・増殖

6種複合免疫療法の料金

6種複合免疫療法は、「がん細胞」を標的とした治療法です。培養期間に免疫細胞が標的のがん情報を記憶し、がん細胞を攻撃できるようになります。ほぼすべてのがん※の治療、がんの予防や手術後の転移・再発の予防にも適応できます。

※一部対象外の疾患もあります。医師にご相談ください。

初期培養費16,500円(1クールごと初回のみ)
治療費324,500円(消費税込/1治療分)
6回投与(1クール)1,947,000円(消費税込)

治療の流れ

採血後、血液は細胞加工センターへ送られ、ここで患者様のがんに特化したオーダーメイドの培養を行います。
約3週間後、増殖・活性化された免疫細胞は治療用バッグに入れられ、採血をした医療機関で投与が行われます。